共同研究

【H30年度共同研究班】グローバル時代の新しい教養ー未来に向けた日中交流と日中相互関係

研究テーマ

研究の目的及び意義

平成30年度 共同研究班
代表者 流通科学大学 辻 美代 教授
構成員 流通科学大学 李 東浩 教授
兵庫県立大学 陳 來幸 教授
兵庫県立大学 萩原 弘子 教授
神戸市外国語大学 秦 兆雄 教授
神戸市外国語大学 林 範彦 教授
神戸市外国語大学 櫻井 次郎 准教授
神戸市外国語大学 津守 陽 准教授
神戸市外国語大学 紺野 達也 准教授
京都大学     小島 泰雄 教授
研究の目的及び意義 本研究構成員は学園都市近隣大学教員で中国語を研究対象とする研究者間の研究交流を目的に組織され、今回で第6期の共同研究となる。第5期(2014年)には兵庫県立大学から「未来社会の姿ー未来に向けた日中相互関係」を研究テーマとした共同研究班を申請し、2015年1月から2年間の共同研究を行った。その間、近隣大学の大学院生にも研究会をオープンにしながら、それぞれの専門分野から報告を行い、討論の場を設けてきた。
現在、日中間の政治関係は改善の兆しが見えてきたものの、不安定要因を抱えたままである。改めて、両国間の文化交流、経済交流、人的交流に関し、その歴史的意義と実態を確認、共有し、われわれ研究班は教育に還元することで、日中の相互認識の強化に努めなければならないと考えている。さらには、日中関係の新たな枠組みを構築が必要とされる現在、若い研究者層が先細りとならないよう、学園都市に所在する中国研究を志す大学院生に対して、日中の相互理解を真摯に考える場を提供することもだ重要だと認識している。
本共同研究を通じ、異なる分野の中国研究者が相互に啓発しながら、グローバル化時代の新しい教養として、日中関係のあり方と
両国の社会像が導き出させることが期待できる。同時に、若い世代へのメッセージ伝達と意見交流の場が提供できる意義は大きいと考える。
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